鳥取県と将棋

2001年12月2日
鳥取県は人口わずか61万人の小県だが将棋に関しては多くの強豪や関係者を輩出している。まずプロ棋士では角田三男八段(ひねり飛車の創始者)松田茂役九段(王座戦優勝他)佐伯昌優八段(斎田晴子・高橋和の師匠)中原誠永世十段(16世名人)がいる。アマでは大田学朝日アマ名人(かつての日本一の真剣師)松田隆赤旗名人(茂役九段の甥。全国優勝3回)中野博文アマ竜王と全国優勝経験者だけでも3人いる。また戦前の日本将棋連盟の最高顧問で「名人戦の生みの親」中島富治氏や将棋ジャーナル初代編集長の岸本王晴氏も鳥取県出身である。なお意外な事に隣りの島根県では明治以降プロ棋士は誕生していない。江戸期の3世名人初代伊藤宗看が出雲出身と伝わるくらいである。

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