名人

2002年10月9日
今日は昼間暇だったので、高校時代に読んだ川端康成の「名人」を読み返してみた。これは碁の本因坊秀哉名人の引退碁の様子を描いたノンフィクション小説である(川端康成はこの碁の観戦記を書いた)碁小説の最高傑作なのであるが、この冒頭に川端氏が名人の「将棋」の相手をする話があった。川端氏は将棋も指せたのだ。それなのに将棋の観戦記や小説を書いてもらえなかったのは実に残念だ。

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