次の中四へ向けて3

2006年11月9日
今日は病院へ行ってその話をネタにするつもりだったのだが、大きな病院は午前しか受け付けてくれない(急患は除く)、小さな所は木曜日の午後は休診ということで、木曜日の午後しか空いてない私は困ってしまった。仕方ないから別の曜日の午後にでも行くしかなさそうだ。
で、昨日の続きだが、どうすれば強くなれるか?これは大別して2つ。1つは実戦経験を積む。もう1つは本を利用するだ。
実戦については面白おかしく指していても強くはならない。双方が本気で指してこそ意味がある。鳥大将棋部の場合は部内順位戦が他大学に比べ局数が多い上にKSC順位戦などもあり、この点は不足はなかったのだが、最近は消化率が落ちてきているのが問題だ。
本については定跡書、詰め将棋、実戦集などがあるが、ウチの部員が本を読んでいるのを見ると大抵定跡書だ。しかし定跡書はこれら3つの中で最も優先順位が低い。自分が指した将棋で、どう指せば良いか分からなかった時など、具体的に知りたいことがある時だけ見れば十分だ。なぜなら、今の部員たちには序盤におけるちょっとの有利を勝利に結び付けるだけの終盤力がないし、相手に変化された時に対応できるだけの大局観もないからだ。
終盤力を身に付けるには詰め将棋をこつこつ解き続けるしかない(自分の実力相応の物を考える事。えてして分不相応の物を解こうとして挫折してしまうものだ)し、大局観を養うには強い人の将棋を並べまくるのが良い。意味なんて分からなくても良い。何百局と並べていると、「こういった局面では大抵こう指す」といったセオリーが見えてくるし、攻めと受けのバランスの取り方なども分かってくるものだ。
ところで将棋専門雑誌にはこれらが全て揃っている。これを読むのが一番てっとり早い。

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