朱蒙と太王四神記

2008年2月20日
以前にも書いたが、水曜日の夜8時は毎週BSフジの「朱蒙(チュモン)」を見ている。韓国のテレビドラマだが、実に良い出来だ。主人公の朱蒙やヒロインの召西奴(ソソノ)だけでなく、敵役である帯素(テソ)などの脇役たちが良い味を出している(これらの人たちは史書にその名の残る人たちである)。
少し前から、月曜日夜10時にNHKBSHiの「太王四神記」も見るようになった。朱蒙が史実に比較的忠実なストーリーなのに対し、こちらは実在の英雄である広開土王を主人公としたファンタジー系のテレビドラマ。何と言っても主人公であるタムドク(後の広開土王)を演じるペ・ヨンジュンが素晴らしいが、敵役であるヨン・ホゲも良い。
ところで、朱蒙も太王四神記も高句麗を舞台としており、タムドクは朱蒙の子孫ということになるし、タムドクと敵対するヨン氏はケル部族ということは召西奴たちと同族ということになる。時代が変われば立場も変わるということか。

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