第102期順位戦4

2008年3月1日
湖山将棋センター順位戦、今日はA級7局とB級1局が進んだ。
A級は成績が大きく変わったので、まとめておく(成績順。敬称略)。
下阪6−3、西川5−2、浅野(和)5−3、窪山5−1、井上3−3、蔵元3−2、西尾3−3、柳瀬3−6、酒本2−3、浅野(幸)0−9。
名人争いは下阪氏が1勝を加え首位をキープ。しかし全局消化なので、もう星は伸びない。5勝が3人居る状況から考えて逃げ切れないだろう。
降級2枠をめぐる戦いは、浅野(幸)氏が全敗で最下位確定。もう1枠は酒本氏か柳瀬。全局消化の柳瀬はこれ以上星が伸びないので、西尾氏から上の7人は残留確定である。酒本氏が残り4局のうち2つ以上勝てば柳瀬降級、勝てなければ酒本氏降級。残りの相手4人のうち3人は名人経験者なので、2勝は大変な気がするがどうか?
B級は2位攻防戦の中原ー若狭戦が指され、若狭氏勝ち。中原が昇級するためには、残る対谷口戦に勝つしかない。
それにしても、今期A級は消化が素晴らしく、45局中、35局をすでに消化。全局消化がすでに3人、最も遅れている人でも過半数の5局消化である。この分だと、約10年ぶりに全局消化成るかもしれない。営業日はあと7日ある。

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