今週の週刊将棋

2008年9月8日
週刊将棋9月10日号、21面に高校竜王戦の記事。
大会翌日の読売新聞を見て、原田君が予選落ちだったのは知っていたが、ほかの予選落ちの顔ぶれを見ると、京都の姫嶋君とか広島の大谷君とか鹿児島の山口君とか、聞いたことのある名前が結構いる。反対に本戦トーナメントの中にも聞いたことのない名前が大勢いる。無名だから弱いとは限らない(特に若い子の場合、急激に強くなるので、実力の割に知名度が低いことはよくある)が、有名どころ(つまり実績がある人)が弱いとは考えにくい。クジ運が悪かったのか、たまたまその日の調子が悪かったのか。
もっとも、あらかじめ全国大会の日は分かっているのだから、その日に調子を合わせられなかったのは本人のミス。また、これまでにも何度か書いたが、クジ運も実力の内。いつもクジ運が悪い人は弱い人であり、いつもクジ運が良い人は強い人。勝負とはそういうものだと思う。

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