湖山将棋センター順位戦、今日はA級1局とB級3局が進んだ。
A級は西川ー粟谷戦が指され、千日手指し直しの末、西川名人の勝ち。これは言わば返り入幕の平幕力士が、優勝17回の大横綱相手に水入りの相撲を取ったようなもので、善戦といえるだろう。これでA級はようやく3局の消化で、西川・名島・蔵元が各1勝。
B級は下阪ー宮永、浅野ー中山、下阪ー中山の3局で、宮永・浅野氏・下阪氏の勝ち。下阪ー宮永戦は下阪氏圧勝の将棋だったが、終盤信じられない緩手の連発で、奇跡的な大逆転。宮永はこれで3-1となり、残る対前田戦に勝てば昇級の可能性が高くなった。

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