将棋世界4月号

2010年3月3日 日常
アマ連よりアマレンと将棋世界が送られてきた。
将棋世界の「イメージと読みの将棋観」、テーマ1は▲76歩△34歩▲75歩。石田流である。私にとっては将棋57年以来、桐谷(1年後輩)・畑中(2年後輩)と数え切れないほど指してきた将棋であり、現在の県棋界では畑中のほか、三森君も得意としている。この3手目の局面、平成19年4月から21年12月までの2年9カ月の間にプロ公式戦で237局指され、先手の141勝96敗、勝率5割9分5厘という高勝率だという。
もしこの高勝率が一時的なものでなく恒久的に続くとしたら、2手目の△34歩が悪手ということになる。おそらくそうはならない(先手の勝率が下がる)と思うが。
テーマ2は某現役部員の得意戦法である雁木だが、これはものすごく評価が低く、最も高い評価を出している佐藤・谷川でも先手勝率45%程度、羽生・森内が40%、渡辺竜王に至ってはたったの30%(藤井九段は数値を示さず)だ。

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