昨日、東京と大阪の2会場で、第7回詰将棋解答選手権が開かれた。その名の通り詰将棋を解く能力を競う競技会である。
過去6回のうち、出場した5回すべて圧勝の宮田五段が大本命だったのだが、今回は10問中2問が解けず6位に終わる大波乱! 優勝は船江奨励会三段だった。船江三段は詰将棋を創るほうでも看寿賞(詰将棋最高の栄誉ある賞。「将棋図巧」の作者・伊藤看寿を記念して作られた)を受賞したことのある人。今回唯一の全問正解だった。
2位はアマの「イノテツ」こと井上氏。現山陰アマ王将である。並み居るプロ棋士たちを抑えての2位は素晴らしい。3位は広瀬五段、4位行方八段までが9問正解。
今回は何と恵梨子ちゃんが参加していたのだが、3問正解の49位。こう書くと大したことないように思われるかもしれないが、田村六段・竹部女流三段・石橋女流四段・中村女流二段や藤本氏(元奨励会二段で昨年の全国レーティング選手権3位)といった顔ぶれも3問だ。
なお、中四勢は愛媛大の小田君(昨春の中四名人)と松山大の坪内君(昨秋の中四準名人)が出場、小田君は5問正解の27位(永瀬四段や村田四段といった有力若手棋士と同順位!)、坪内君は2問正解の57位だった。
私は詰将棋は苦手なので挑戦してみる気はないが、詰将棋が得意だという人は次回挑戦してみてはいかが。

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