日曜日3

2010年8月26日 日常
今度の日曜日、29日は中原誠名人杯争奪戦。会場は鳥取駅南の「さざんか会館」。
この大会ができたきっかけは、中原名人の生誕地(鹿野町宮方)に「将棋十六世名人 中原誠生誕の地」(字は当時の鳥取県知事)という石碑が建てられたこと。その返礼で中原名人よりカップの寄贈があり、それでこの大会が始まった。名人も出席され、指導対局をしたり、決勝戦の大盤解説をされたりしたものだ。私も一度聞き手をさせていただいたが、ものすごく緊張したのを覚えている。
平成の大合併で鹿野町は鳥取市に編入され、それまで鹿野町から出ていた補助金(40万円と聞いたことがある)がなくなり、それでいったん廃止になったが、ないと寂しいという人もあって、1年おいて鳥取支部の自主運営ということで再開した。さすがに補助金があった当時(注、補助金をもらっていたのは鳥取支部ではなく、当時の主催者である鹿野町商工会である)ほど豪華ではなくなったが、それでも無差別とジュニアの優勝者には中原名人が直筆署名した賞状が贈られる。名人直筆の賞状をもらう機会なんて、そうそうあるものではない。
私は運営役員なので、選手としては参加しないが、昨年優勝の源内氏や準優勝の窪山は出場予定ということだ。

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