赤旗名人戦全国大会、私の予選1回戦の相手は北海道の山之内君。まだ15歳の若手だが、北海道の若手は例外なく強敵。あちらのごきげん中飛車に豊島流のイビアナで対抗、あちらも穴熊になるよくある展開に。序盤私の緩手を的確にとがめられ、その差を最後まできっちり維持されて負け。
2戦目は群馬の山口氏と。いろんな大会で何度となく群馬県代表になっている強敵だ。ちなみに1戦目は広島の沖田君(高校生。現中国名人)に負けている。この将棋はあちらの三間飛車穴熊にこちらもイビアナでまたも相穴熊。先日うまく行った仕掛けをやったら、うまく対応されてこちらが苦しくなり、後は手堅く指されて負け。この前うまく行ったのは、相手の対応がまずかっただけのようだ。前の相手は駒損しないように指してきたが、それだとこちらが良くなった。今回は駒得できたが、歩切れになって大駒を押さえ込まれた。前の相手より山口氏の方が強かったということだろう。
というわけで昨年同様2連敗。2人とも私より強かったと思うが、得意とする相穴熊で連敗したのはこたえた。相穴熊はいったん形勢が傾くと逆転しにくい。だから序盤リードして逃げ切るのを得意とする私に合っているのだが、相手の序盤が私よりうまいと、今度は逆転できないわけで…。
山口(恵梨子女流初段の父)が応援に来てくれたけど、もうすでに敗退。1つ勝っていればまだ対局中だったが。恵梨子ちゃん、扇子受け取りました。ありがとう!
負けた後、池袋の街に出てショッピング。昨年ショットで買ったジャケットに合うベストを探していたのだが、鳥取県中(鳥取市だけでなく、倉吉・米子も探しまくった)探して見つからなかった。しかしさすがは東京。ありました。
おっと、忘れてました。今回、長野県代表として、鳥取県(米子)出身の真島君が出場! 長野県予選で同じ鳥取出身の原田君と当たって勝ったそうです。しかし彼も2連敗。それにしても長野という鳥取からは遠く離れた地で鳥取出身同士が対戦するって珍しいですね。長野にはアマ名人になったイノテツ氏や長沢氏がいるので、そう何度も代表になるのは大変かも知れないけど、またどっかの全国大会で会いましょう!

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