一昨日から今日まで、アマ名人戦の全国大会だった。鳥取県代表の松田氏(6年ぶり14回目の代表)は予選で加來氏と同枠となるも、見事に予選通過。しかし本戦1回戦で秋山氏(元奨励会三段)に敗れた。
他の中国勢を見ると、島根の柳浦氏・広島の今泉・峯政両氏・山口の田中君も予選通過。岡山の松本・岡田両君は予選落ちだが、7人中5人が予選を通過した。
決勝は今泉ー加來という、元奨励会三段同士の対戦となり、今泉氏が勝って初のアマ名人となった。
昨年は岡山の赤畠君が準優勝、一昨年は広島の山崎君が優勝だから、中国地方の代表が3年連続で決勝進出したことになる。その前の年は鳥取・広島出身の小川君がベスト4になっている。
プロ棋界でも岡山出身の菅井五段や広島出身の山崎七段・糸谷五段などが頑張っているし、歴代の名人も多く輩出している(初代伊藤宗看3世名人=島根、大山15世名人=岡山、升田実力制4代名人=広島、中原16世名人=鳥取など)。中国地方は昔から将棋が盛んなのである。

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