中四史1

2014年2月4日 連載
この時期、鳥大将棋部が湖山・米子ともに春休みのため、ネタがない。そこで秋の中四の時、某大の某OBにリクエストされた昔の話を書いて行こうと思う。もちろんネタがある日は休載で。
第1回の中四国学生将棋大会が開催されたのは1969年10月のこと。初期加盟校は広島大・広島工業大・近畿大呉・岡山理科大・岡山商科大・愛媛大の6校だった。
団体戦優勝は岡山理科大で準優勝は愛媛大。個人戦優勝は愛媛大の吉川氏で準優勝は岡山理科大の森氏だった。
わずか1カ月後の11月に第2回が開催された。近畿大呉が欠場して5校が参加。団体戦優勝は愛媛大で準優勝は広島大。個人戦は吉川氏が連覇、準優勝は愛媛大の田中氏だった。
初期加盟校の顔ぶれを見て、意外に思った人も多いと思う。近年中四のトップに君臨する岡山大の名前がなく、反対に今は加盟校でない近畿大呉・岡山商科大の名前がある。
初代優勝校となった岡山理科大は、この後現在に至るまで2度目の優勝を果たしてない。
個人戦連覇の吉川氏は今も広島県東部で活躍されている。氏は当時の中四の最強者であり、団体戦では30戦くらいして1度も負けなかったとか。
この頃私はまだ6歳の子供であり、伝聞でしか知らない時代である。

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