中四史3

2014年2月6日 連載
1971年、第5回中四は初めて鳥取で開催された。
この大会から1大学2チームの参加が認められ、前回まで3連覇の王者愛媛大が2チーム参加。しかし岡山大が抜け(次に復帰するのは1973年の第10回大会)、高知大も欠場のため、8大学参加。
団体戦は地元山陰の鳥大と島大が優勝を争い、直接対決を4-3で制した島根大が初優勝、鳥大が準優勝だった。3位は同勝点同勝数で愛媛大Aと愛媛大B。これは当時の愛媛大の層の厚さを示すものだ。
個人戦(参加42人)は愛媛大の岡田氏が初優勝、準優勝は広島大の玉井氏だった。鳥大勢は笠田氏が3位、北村氏がベスト8。
参加者数が極端に少ないが、これは鳥取開催なのが影響したのだと思う。今と違って当時は交通の便が悪く、新幹線は東京ー新大阪間のみで、高速道路も中四国にはまだない時代だ。
第6回は鳥大は不参加だった。北村氏に聞いた話だと、大会の日程が直前になって急に変更になったそうで、既にレンタカーを借りた後だったので、皆で旅行に出掛けたということだった。キャンセルして借り直せばいいのにと思うが、急な日程変更への抗議行動だったのかも。
団体戦優勝は愛媛大(4回目)、準優勝は広島大。個人戦優勝は広島大の玉井氏(初)、準優勝は愛媛大の吉川氏だった。

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