第140期鳥取将棋センター順位戦の期間は6月と7月。5日(土)から後半戦に突入する。よって現在の成績をまとめておく。
A級は今期順位上から順に、高垣名人1-0、山本君1-1、粟津氏0-0、伊吹氏2-1、窪山1-1、岡野氏0-2、酒本氏1-2、林君0-2、澤君3-2、吉尾2-0。
現時点トップは3-2の澤君だが、順位下位ですでに2敗していることもあり、抜かれる可能性が高い。全体的に星のつぶし合いになっていて、まだゼロ局の粟津氏を除くと、負けなしが2-0の吉尾と1-0の高垣の鳥大コンビのみ。勝ちなしも岡野氏と林君(ともに0-2)の2人のみとなっている。かつて鳥取県名人挑戦者になり、昨年もねんりんピックの県代表になった岡野氏や、昨年の小学生王将戦の県代表である林君が苦戦していることでも分かるように、A級のレベルは結構高い。
前期までは常に消化トップを走っていた粟津氏だが、6月は1度も顔を出されなかった。名人連覇が11(新記録)で止まり、モチベーションが下がったのだろうか?
B級はまだ2局しか指されておらず、下阪氏2-0、池田と榎本が0-1となっている。今期のB級メンバーは前期A級から降級した下阪氏とB級残留の谷口・酒井君・池田・田中氏・古井の5人。それに復帰1人と新規5人の合計12人の大所帯なのだが、6月を終わった時点でたったの3人しか指してない状況。5月末の時点では全く予期できなかったことだ。12人中5人が鳥大勢なので、彼らに頑張って消化してもらいたい。仲間内4人に4勝すれば、それだけでほぼ昇級確定だし…。

コメント