新記録なるか？

緊急事態宣言が解除されたことにより、日本将棋連盟の長距離移動対局が解禁になった。
愛知県在住の藤井七段は東京・大阪のどちらへの移動も長距離移動になるため、藤井七段がらみの対局はすべて延期されてきた。そのため最年少タイトル挑戦記録への挑戦（棋聖戦の挑戦者になれば達成のはずだった）が無理になったと思われていた。
しかし移動解禁により、６月２日に準決勝、４日に決勝、８日に５番勝負第１局が指されることになった。２日と４日の対局に連勝すれば、屋敷九段の記録を更新することができる。
とはいえ、準決勝の相手は佐藤（天）九段、決勝の相手は永瀬２冠か山崎八段。決して楽な相手ではない。