昨日・今日と中古本屋をハシゴして(1店にそろってないので)「センゴク」を読んでいる。今のところ全15巻中13巻まで読んだが、14巻が見当たらない。
この漫画は週刊ヤングマガジンに連載されていたらしい。ヤンマガは「ぎゅわんぶらあ自己中心派」(「スーパーヅガン」と並ぶ片山まさゆき氏の傑作麻雀漫画)が連載されていた当時は読んでいたが、その後は全く見てないので、この漫画のことは知らなかった。
戦国時代物なのだが、主人公が千石秀久! 実在の武将だが、あまりにもマイナー、しかも「戸次川の戦い」での大失態のため、評価の非常に低い人物である。しかし、失態後頑張って大名に返り咲き、彼の子孫は出石藩主として明治まで存続している。作者はその辺の根性を描きたいのかもしれない。
主人公以外にも斎藤龍興の評価がやたら高い(一般的には馬鹿殿と思われている)など、歴史通には違和感はあるが、あえて定説に挑んでいる点が評価できる。とりあえず14巻を探さなくては。

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