王狩

2010年10月27日 アニメ・マンガ
漫画雑誌「イブニング」に連載中の将棋漫画「王狩(おうがり)」の単行本第1巻が発行された。もちろん即購入。
現在一般漫画誌に連載中の将棋漫画としては、ほかに「ハチワンダイバー」や「3月のライオン」があるが、ハチワンはもはや将棋漫画という感じではなくなってきているし、ストーリー的にそろそろ終わりっぽい。3月のライオンはリアルだが、ちょっとストーリーが暗い。その点、王狩はリアルだが、3月のライオンほどには暗くない。この3作の中では一番好きだ。
しかし、何で将棋漫画って暗いストーリーが多いのだろう? 人の死なない将棋漫画ってほとんどないように思う。
「5五の龍」穴熊虎五郎が自殺。
「燃えろ一歩」主人公の母親が病死。
「月下の棋士」村木名人夫妻が自殺、大和天空が病死。
「投了すっか」主人公のライバルが交通事故死。
「365歩のユウキ」ヒロインの母親が病死。
「しおんの王」しおんの両親が殺された。この作品は推理物なので仕方ないか?
「ハチワンダイバー」最近次々と死んでいる。
「3月のライオン」主人公の家族が交通事故死。
「王狩」主人公の父親が交通事故死。
次に将棋漫画を描く人には、誰も死なない将棋漫画を描いてほしいと思う。
先日サイボーグ009の放映が終わったと思ったら、あらためて第1回から放映が始まった(ディズニーXDにて)。
サイボ-グ009は石ノ森章太郎氏の漫画。仮面ライダーと並ぶ氏の代表作の一つだ。今放映されている平成版は漫画が描かれたころとは時代背景が異なっているため、若干設定の改変があるが、ストーリー自体は変わってない。
昔の漫画やアニメを見て懐かしいと思うのは年を取った証拠? でも今放映されているということは、日本中に私と同様の人が大勢いるということだよね?
今日は将棋ネタを思いつかなかったので、別の話を。
部活のない平日(水・木)の夜はテレビ(CATV)のアニメをハシゴ。
7時半からはアニマックスでルパン三世、8時からはディズニーXDでサイボーグ009、8時半からはキッズステーションで宇宙海賊キャプテンハーロック、そして9時からはアニマックスで今日からヒカルの碁が放映開始!
昔のアニメばかりじゃないかって? でも今放映されているということは、今でも見たい人が大勢居るってことですよ。
毎日銀英伝を見ているのだが、9時間分をゆっくり見ている暇はないので、1倍速で見ている。小説はすべて読んだが、アニメ版を見るのは今回が初めてだ。しかし小説を読んだ時に想像したキャラとアニメのキャラとの差がほとんどない。見事な作品といえる。
CSの「ファミリー劇場」において、昨夜から6夜連続で、「銀河英雄伝説」を放映中。110話(=55時間)を6日でだから、9時間ずつ。夜9時から早朝6時までなので、さすがに生で全部は見られない。
銀英伝は元は田中芳樹氏の小説で、それをほぼ忠実にアニメ化したもの。善悪の対決ではなく、体制が違う2国家(独裁制の神聖銀河帝国と共和制の自由惑星同盟)それぞれの問題点をうまく表現していて(帝国には腐敗した貴族たち、同盟には人気取りの政治家など)、それぞれのキャラも実に味わい深い。以前聞いた時、S原はオーベルシュタインが、T野はビッテンフェルトが好きだと言ってたっけ。
私はほとんどのキャラが好きだ。主役であるラインハルトとヤンはもちろん、キルヒアイス、ミッターマイヤー、ロイエンタール、ミュラー…好きなキャラを挙げたらきりがない(今考えたらヤン以外は帝国に偏っているな。同盟で強いてもう1人挙げるならアッテンボローか)。女性キャラで一番好きなのは以前OB総会でも言ったとおりヒルダ。男性では…ありきたりだけど、やはりラインハルトかなあ。こんな夫婦が実在したら最強だよね。
「3月のライオン」第3巻を購入。
といってもほとんどはヤングアニマル掲載時に読んでいるのだが。
「ハチワンダイバー」みたいな荒唐無稽物も嫌いではないが、「3月のライオン」のようなリアルな物の方がより好きだ。絵もこちらの方がきれいだし。
しかし「3月のライオン」というタイトルからすると3月に連載終了となるのだろうか? まだそんなに話が進んでないのだが。3月というのは順位戦の最終局を意味すると思われるのだが、主人公の桐山零はC級1組の五段。まさかC級1組からB級2組に上がったくらいで終わりってことはないはず。少なくともA級には上がるのだろうから、あと2年分以上の話がないといけない。あと半年ちょっとでそんなに話が進むのだろうか? それとも実際の3月とは無関係ということにするのだろうか。
本屋で「3月のライオン」の単行本1・2巻が並んでいたので購入した。ヤングアニマルで連載が始まった当時にコンビニで立ち読みして、つまらなかったので、2話以降は全く見てなかったのだが、今回まとめて見てみて、こんなに面白い漫画だったのかと驚いた。
主人公は交通事故で両親と妹を同時に亡くし、棋士だった父親の親友の棋士に引き取られて育った高校生棋士という、かなり暗いストーリーなのだが、いたるところに一発ギャグみたいなお笑い要素があって、暗さを感じさせない。今後はハチワンダイバーとともに、こちらも見ることにしたい。
昨日・今日と中古本屋をハシゴして(1店にそろってないので)「センゴク」を読んでいる。今のところ全15巻中13巻まで読んだが、14巻が見当たらない。
この漫画は週刊ヤングマガジンに連載されていたらしい。ヤンマガは「ぎゅわんぶらあ自己中心派」(「スーパーヅガン」と並ぶ片山まさゆき氏の傑作麻雀漫画)が連載されていた当時は読んでいたが、その後は全く見てないので、この漫画のことは知らなかった。
戦国時代物なのだが、主人公が千石秀久! 実在の武将だが、あまりにもマイナー、しかも「戸次川の戦い」での大失態のため、評価の非常に低い人物である。しかし、失態後頑張って大名に返り咲き、彼の子孫は出石藩主として明治まで存続している。作者はその辺の根性を描きたいのかもしれない。
主人公以外にも斎藤龍興の評価がやたら高い(一般的には馬鹿殿と思われている)など、歴史通には違和感はあるが、あえて定説に挑んでいる点が評価できる。とりあえず14巻を探さなくては。
週刊少年サンデーの今週号、クロスゲームを見て…。まだ見てない人に悪いので詳しくは書かないが、あだちさん、半年は長過ぎるのでは?
別に野球が好きなわけでもないのに、なぜか読み続けている野球漫画が多い。クロスゲーム以外にもメジャー(これも週刊少年サンデー)、ドカベン(週刊少年チャンピオン)、あぶさん(ビッグコミックオリジナル)、後半2つは「いつまで続くの?」って感じだが…。
でも私の場合、新しい漫画はあまり読もうとしないので、昔から続いているものか、続編的なものが多い。ゴルゴ13(何十年続いているの? ゴルゴっていったい今何歳?)、リングにかけろ2、暁男塾、蒼天の拳、エンジェルハート(それぞれ、リングにかけろ、魁男塾、北斗の拳、シティーハンターの続編。おっと蒼天の拳は続編という言い方は正しくないか)…。新しいものは前にも書いたキングダムくらいだ。
すでに1週間前の話になってしまっているが、モンド21で放映されていたスーパーヅガン全42話が終わった。
当然ながら近代麻雀オリジナルに連載されていたのとほぼ同内容。しかし部分的に話が変わっていたところもあった。
はっきり変わっていたのは、豊臣が悪魔を召喚する話。漫画版では馬場プロのワープロが本棚の下敷きになってしまうのだが、アニメ版ではケンジンのノートパソコンが本棚の下敷きになっていた。
漫画連載されたのはちょうど私が現役の大学生のころで、20年以上前のこと。当時はワープロといえば最新の家電だった。パソコンなんてまだなかったと思うし、ノートパソコンなんて存在しないころだ。
今やノートパソコンなんてたいていの家にあるし、ワープロなんてどこの店に行っても売ってない(一応、インクリボンなどはまだ売っているが、これだっていつなくなるか分からない)。アニメ版で変更されたのは当然といえば当然だろう。
ではなぜ馬場プロをケンジンに変えたのか? 漫画の中では「馬場プロのワープロ」というダジャレがあったが、「馬場プロのノートパソコン」ではダジャレでも何でもないからか? でも単にセリフを変えるだけ(実際ケンジンも違うセリフを言っている)で良かったのでは? 居候のケンジンがノートパソコンを買えるのは無理な気もするし。