よくやった

2010年6月30日 スポーツ
サッカーW杯決勝トーナメント1回戦、日本ーパラグアイ戦、見ていた人も多いと思う(視聴率は50%を超えたそうだ)が、前半・後半・延長戦前半・後半と両者無得点、今大会初のPK戦の末、惜しくも日本は敗れた。
しかし日本は本当によくやったと思う。グループリーグ初戦の相手カメルーンはFIFAランキング19位、次のオランダは4位、デンマークは36位、そしてパラグアイは31位だ。45位の日本が19位に1-0で勝ち、4位に0-1で惜敗、36位に3-1で圧勝で予選通過。今朝の試合は負けといってもPK戦によるものだ。
これで日本のランキングは相当上がるものと思われる。ただ、このランキング、必ずしも実力でないように思える。今回ベスト8に残っているチームを見ると、ブラジル(1位)・スペイン(2位)・オランダ(4位)・ドイツ(6位)・アルゼンチン(7位)は順当だが、ウルグアイ(16位)・パラグアイ(31位)・ガーナ(32位)は低過ぎるだろう。それとも今回のベスト8が出来過ぎなのか?
地域別で見て、南米の強さが際立っている。代表5チームのうち、同士討ちで負けたチリ(ブラジルに負け)以外の4チームがすべてベスト8に残っているのだ。次の対戦相手から考えて、ベスト4に3チーム残る可能性も十分ある(パラグアイは相手がスペインなので苦しいだろう。日本に勝ったチームなので勝ってほしいとは思うが)。
ところで今日の日本海新聞を見て驚いた人も多いのではなかろうか? 今日の朝刊に日本負けの結果が載っている新聞は全国探してもそうそうないはずだ。残業お疲れさまでした。
このところ土・日はKSC順位戦、月・火・金は部内順位戦の話になる(この日記はなるべく将棋の話を書くことになっているので)ため、ちょっと古い話になってしまったが、日曜日はガイナーレの最終戦だった。勝っていれば勝点60で4位となり、J2昇格となるところだったが、残念ながら0-2で敗れて5位にとどまり、今期のJ2昇格は成らなかった。
それでも最終戦まで昇格のチャンスがあったことは、よく頑張ったと評価できる。昨年は14位だったし、過去最高が10位だったのだから、5位は大躍進だ。
来年度は赤字にならないよう、支出を抑えるそうで、今年補強した選手も何人かは放出しないといけないかもしれないようだ。確かにせっかくJ2入りできても毎年赤字になるのでは県民の支持が得られないだろう。しかしJ2入りできれば少なからぬ経済効果があるのも間違いないはず。支出を減らして、なおかつ勝つというのは困難ではあるが、不可能ではないはず。ぜひ来年はJ2入りを実現してほしい。