今日は全国アマ将棋レーティング選手権山陰大会だった。
代表８人のトーナメントで、決勝は橋嵜君と島根大OBの渡部君の顔合わせとなり、橋嵜君が勝って代表になった。
橋嵜君は昨年の県アマ名人復位以来、支部名人戦県代表、朝日アマ名人戦山陰代表（全国大会は出場辞退）、レーティングと４棋戦連続制覇。小畑君・林原君が県外に転出することもあり、橋嵜１強時代になるのか、それとも塩見君あたりが阻止するのか？

女流名人戦予選決勝、山口ー佐々木戦が指され、恵梨子ちゃんが勝利。６期ぶりの女流名人リーグ入りを果たした。
これで今期成績は２２勝９敗。勝率７割１分。これは香奈ちゃん、西山さんに次ぐ第３位。下半期（１０月以降）に限れば１２勝１敗。勝率９割２分３厘は堂々の１位だ。

朝日アマ名人戦全国大会、優勝したのは中川氏。２度目の挑戦者となった。
今回、元奨励会三段が大勢出ていたが、ベスト４には残れなかった。それだけアマのレベル（特に大学将棋出身者）が上がったということだろう。

朝日アマ名人戦全国大会、岸本は残念ながら初戦敗退だった。
岸本だけでなく、山陽の２人、四国の２人も初戦負け。中四国の５人全員初戦負けという、残念な結果だった。
なお昨日の日記の件だが、トーナメント表では大谷が決勝に出たことになっているが、決勝の棋譜では大谷ではなく、相手の人が指していた。棋譜のほうが正しいと思われるので、トーナメント表は間違いだと思われる。

マイナビ出版より「３・５・７手ランダム詰将棋」が出版された。
前作「１・３・５手ランダム詰将棋」は若手詰将棋作家４人が５０問ずつ制作したが、今作ではもう１人加わり５人が４０問ずつ制作した。
その加わった１人が鳥大のエース岸本。第１６１番から第２００番までが岸本の作品だ。
この４０問を全て１分以内に解けるくらいでないと岸本に勝つのは難しいだろう。解くより創るほうがはるかに難しいのだから。

女流名人戦第４局は挑戦者の伊藤三段が勝ち、新女流名人誕生となった。伊藤さんのタイトル獲得は初。
香奈ちゃんと西山さんの２強時代から、加藤さんが清麗、伊藤さんが女流名人を獲得し、４強時代へと突入した感じだ。
４冠に後退した香奈ちゃんだが、銀河戦では本田五段・西川六段に連勝。終盤はAI指摘の最善手を連発していた。香奈ちゃんの調子が悪いわけではなさそう。

第３回トライボーディアン・オンライン大会、囲碁４勝２敗、将棋５勝１敗、オセロ１勝４敗１引き分け。勝数１０．５、勝点４で９位だった。
前回よりわずかに成績は上がったが、目標の１１勝には届かず。優勝者が勝数１２．５だったから、わずか２勝差に９人が居た事になる。
オセロが半分勝てるようになれば優勝も狙えるという事だ。しかし六段とかと当たる（前回はオセロ名人と当たった）ので、半分勝つのも大変だ。

清麗戦予選準決勝、山口ー伊藤戦が指され、恵梨子ちゃんが勝利した。
これで予選決勝に進出。決勝の相手は甲斐五段ー山根二段戦の勝者。
勝てば本戦入りだが、負けても次を勝てば本戦入りになる。つまり２連敗しなければ本戦入りだ。他の棋戦と違い、この棋戦の本戦入りはたったの４人。香奈ちゃんも西山さんもすでに１敗して再挑戦トーナメントに回っている。
恵梨子ちゃんの最近の成績は８連勝の後１敗したが、その後３連勝。１２局指して１１勝１敗という素晴らしい成績だ。

昨日女流名人戦予選準決勝が指され、恵梨子ちゃんが中村（真）さんに勝って予選決勝に進出した。
昨年秋以降絶好調で、８連勝した後１敗したものの、その後も２連勝。ここ１１局が１０勝１敗だ。
決勝の相手は佐々木さん。昨年１２月に女流棋士になったばかりの新人さんだが、ここまで３戦全勝で、早くも予選決勝に進出という、売り出し中の若手（１６歳）だ。

朝日アマ名人戦の山陰代表に決まっていた橋嵜君がコロナの影響で代表を辞退。
２位の今西君、３位の狩野君も辞退ということで、同じく３位の岸本が繰り上げで出場することになった。昨年のアマ名人戦と全く同じパターンだ。
鳥大将棋部の現役部員が一般の全国大会に出場するのは昭和５９年赤旗名人戦の私、昨年のアマ名人戦の伊藤（丈）に次いで３人目。
半世紀以上の歴史で私１人だったのに、今年度だけで２人。コロナ恐るべし。

徳島で開催された高校新人大会の全国大会で、女子の部の県代表である近藤さんがベスト１６になった。
男子の部では昨年小畑君が３位になるなど、過去に結構活躍があるが、女子の部の勝ち上がりは記憶にない。少なくともベスト８以上はないはずだ（高校選手権では植田さんのベスト８が最高）。
中国高校選手権３位に続き、今回も大活躍だった。

２９日に開催された小学生名人戦鳥取県予選、優勝は矢間君だった。２年連続の優勝だ。
準優勝の藤井君も２年連続。３位には鳥取将棋センター順位戦のメンバーである坂本（君）君と山根君が入った。坂本君は一昨年準優勝、昨年３位で、３年連続の入賞。山根君は１年の時以来、３年ぶりの３位。
またBクラスではこちらも鳥取将棋センター順位戦のメンバーである坂本（健）君が優勝。昨年は準優勝だった。

今日は加古川青流戦アマ選抜大会だった。
私の初戦の相手は楠本君。小畑君や林原君と仲が良く、高木杯の団体戦にも来てくれたことがある。中学生選抜・中学生王将で全国制覇した実力者だ。将棋は完敗だった。
コロナ対策で観戦不可だったので、私はすぐ帰ったから結果は不明。誰がアマ代表になったのだろう？

今日は朝日アマ名人戦山陰大会だった。
抽選により初戦は橋嵜ー狩野、岸本ー今西となり、橋嵜君と今西君が勝ち上がり。
決勝は橋嵜君が勝って山陰代表になった。
橋嵜君は平成３１年に初の山陰代表。令和２年は決勝で藤井氏に負けたが、その藤井氏が全国大会前に亡くなったため、繰り上げで連続代表に。そして今回で、３大会連続の山陰代表となった。
先週の支部名人戦でも県代表になったし、昨年末の県アマ名人獲得から３大会連続で制している。この春、小畑君・林原君が鳥取を離れたら、橋嵜１強時代になるのか、それとも塩見君あたりが止めるのか？

支部名人戦鳥取県予選、参加者はわずか６人。ただしその内５人はアマ竜王戦・アマ名人戦の代表経験者なので、超ハイレベルの争い。
決勝は大方の予想通り塩見ー橋嵜戦となり、橋嵜君が代表になった。
支部対抗戦は鳥取支部が十数年ぶりに参加。山本（翔）君・岸本・澤君という結構なメンバーだったのだが、西部支部（松本（崇）君・松本（敦）君・遠藤君）に０－３負け。西部支部が代表に。
シニア名人戦は西部支部の岡田氏が代表になった。
各代表の皆さんおめでとうございます。西地区大会での好成績を期待してます。
明日は祝日なので、鳥取将棋センターの営業日です。

学生の全国大会が開催された。
中四勢は王座戦の徳島大が７位、十傑戦出場の３人は１０位以内に入れなかった。
しかし十傑戦で島根県出身の山本君が４位に入賞。山本君とは米子の大会でよく当たったものだった（勝ったり負けたりだった）。２年前には大谷が７位になったし、よく知っている子の活躍はうれしいものだ。
来年以降は小畑君や林原君の名前を見ることになるのだろうか？

今日は島根県レーティング大会だった。
参加者は２０人。内訳は鳥取県９人・島根県１１人とほぼ半々。
代表になったのは年齢順に山内君・今西君・渡部君（以上島根県）と橋嵜君。
来年開催される鳥取県予選で残り４人が選ばれ、計８人で山陰代表を争う。

朝日アマ名人戦鳥取県予選、Aクラスの参加者は１３人。
私は古井・澤君に勝って決勝に進むも岸本に負けて代表成らず。
もう片方の山は橋嵜君が近藤君に勝って代表。
島根の代表は狩野君と今西君。この４人で山陰代表を争う。

昨日清麗戦予選２回戦が指され、恵梨子ちゃんが中村（真）さんに勝った。
１回戦の清水さんに続き、強い先輩を連破。中村さんには初勝利だと思う。
３回戦の相手は水町初段。今度は後輩が相手だ。恵梨子ちゃんは現在開催中の第２回女流ABEMAトーナメントでは「チーム西山」で決勝に勝ち残っているし、調子は良いと思われる。
明日は朝日アマ名人戦鳥取県予選で鳥取将棋センターは休業です。

中四最終日は個人戦ベスト１６から。
伊藤（丈）と岸本はここで敗退。ベスト８には残れなかった。岸本は３大会目にして個人戦初敗退となった。
岸本以外の有名人（過去の入賞経験者など）も次々と敗退して、ベスト４は全員初入賞の顔ぶれ。
優勝したのは岸本を破った山口大の柳田君、準優勝は岡大の中島君、３位は島大の佐藤君で、この３人が十傑戦へ。全国行きで満足せず、さらに上を目指してください。