恵梨子ちゃんが25日の対局で清水女流六段に勝ち、女流初段昇段後60勝目を挙げて、規定により女流二段に昇段した。おめでとう!
また、この勝利は女流名人リーグ初白星になった。現在1-2だ。
二段昇段では大庭初段・久津初段・安食初段・藤田初段・野田沢1級・貞升初段・井道初段・伊奈川初段・熊倉初段・中村初段の10先輩より先になった。反対に後輩で先に二段になったのは香川三段・室谷二段・長谷川二段・伊藤二段の4人。抜かれた人より抜いた人の方が多い。
女流三段へはタイトル獲得か二段昇段後90勝。タイトル獲得で決めてほしい。
今日は女流王座戦の1次予選一斉対局だった。
恵梨子ちゃんは和田初段に勝って1次予選を突破した。
咲紀ちゃんも小高アマ・山田四段に勝って突破。山陰勢は2人とも2次予選に進出した(香奈ちゃんは本戦シード)。
他では注目のカロリーナ・ステチェンスカ3級も島井二段・渡辺初段に勝って突破。
現在第59回奨励会三段リーグが進行中だ。
全19回戦(各自1回ずつ抜け番あり)の内、4回戦が終了した時点で4戦全勝は3人だけ。その3人の中に香奈ちゃんと西山さん、2人の女性三段が入っている。
香奈ちゃんは2期目、西山さんは1期目。前期の香奈ちゃんは病欠明けが影響したのか5勝13敗に終わったが、今回は前回を大きく上回る成績になりそうだ。
もう1人注目の三段がいる。最年少13歳の藤井三段だ。これまでの三段昇段最年少記録は佐々木(勇)五段の13歳8カ月だったが、藤井三段は13歳2カ月で三段になった。
四段の最年少記録は加藤九段の14歳7カ月。藤井三段は今期三段リーグが終わる9月時点で14歳2カ月。つまり今期四段昇段となると、加藤九段の大記録が実に62年ぶり更新となる。
香奈ちゃん、西山さんが昇段なら史上初の女性棋士誕生。藤井三段が昇段なら史上最年少四段。どちらも将棋の歴史に残る快挙となる。3人とも実現してほしいが、2人しか上がれない。
今日の山陰名人戦、1回戦の両県対抗はなんと鳥取の1-7負け。今年も島根有利とは思っていたが、1-7とは…。
しかしその「1」である小畑君が準優勝! 中1での準優勝は最年少記録のはずだ。
昨日も書いたが、小畑君の初戦の相手は山内(博)君。先月の支部名人戦では稲葉朝日アマ名人・加古川青流を破った実力者だ。山内君に勝っただけでも大変なことなのに、2回戦は今西君、準決勝は狩野君と、島根県屈指の強豪たちを次々と破っての勝ち上がり。決勝は藤井氏に敗れたものの、この準優勝は素晴らしいの一言だ。
藤井氏は17回目の山陰名人。2位の松田氏が5回だから、すでに3倍以上。凄過ぎる…。
鳥大としては2年ぶりに最終日に勝ち残った古井だったが、残念ながら4回戦で敗退。ベスト16止まりだった。
鳥大の成績しか書いてなかったので、団体・個人の結果をまとめておく(敬称略)。
団体戦A級①岡山大②広島大③愛媛大④岡山理科大⑤徳島大⑥高知工科大(降級)
B1級①島根大(昇級)②松山大③広島修道大④鳥取大⑤山口大(降級)
B2級①岡山大B②香川大③高知大(昇級)④下関市立大⑤広島国際大(昇級争いに岡大B戦の成績はカウントされないため、順位と昇級が一致してない)
個人戦①長谷川(岡山県立大)②堀本(松山大)③山本(高知工科大)④藤井(岡山大)⑤羽仁(岡山大)⑥大平(広島大)⑦山崎(松山大)⑧神高(愛媛大)
個人戦ベスト16の顔ぶれを見ると、A級校が岡山2・広島2・愛媛1・岡理1の6人。B1級校が高知工科2・松山3・鳥取1・高知2の8人。B2級が山口1人。その他1人。B級校の多さが目立つ。近年はずっとこんな感じだ。A級とB級の違いは主力の差ではなく、層の厚さの違いのようだ。
長谷川君は3連覇。次回、中四史上初の4連覇成るか?
米子勢全員と高垣は団体戦のみで帰り、個人戦には残りの9人が参加。
予選を通ったのは古井・大石橋・中村の3人。古井は予選2連勝のため2回戦シード。中村も2回戦から登場の枠を引き当てた。そして大石橋は初の本戦勝利を挙げて、全員が2回戦へ。
2回戦で大石橋・中村は敗退したが、古井は2回戦を勝ち、3回戦も勝って、鳥大勢としては平成26年春の高垣以来4大会ぶりのベスト16入りを果たした。
4回戦の相手は優勝候補の一角、岡大の藤井君。
なお大谷も3回戦まで勝ち上がったが、ここで広大の瀬戸川さんに敗れた。勝った瀬戸川さんは女性初の中四ベスト16入り。
オーダーは上から順に高垣・中野・田末・古井・大石橋・中村・田中。比較的正攻法に近い並びだ。
初戦は山口大と。毎回好勝負の相手だが、今回はこちらの顔ぶれが大きく落ちているので勝ち目は薄いと思っていたのだが、高垣・田末・古井・中村が勝って4-3で勝利! 終わってみればこの勝利が大きかった。
2戦目は松山大と。過去2回4-3で勝ってきたが、今回は厳しい。高垣が勝っただけの1-6で負け。
3戦目は島根大と。高垣・田末が勝ちの2-5負け。
4戦目は広修と。ここもずっと勝っていたが、高垣・古井・中村しか勝てず3-4負け。
最終戦は抜け番。ここで山口と広修の直接対決があり、広修勝ちなら山口降級。山口が5-2以上で勝つと広修降級。山口が4-3で勝った場合のみ鳥大が落ちるという状況。結果は広修が4-3勝ちだったので山口が降級となったが、山口があと1つ勝っていたら鳥大が落ちているところだった。
なお最年少鳥大OBとなった大谷は徳島大のメンバーとしてA級に登場、5戦全勝という素晴らしい成績だった。
今日はアマ竜王戦県予選だった。
私は林原君に勝って予選通過。本戦は安達君、英樹君、松本氏に勝ってベスト4に勝ち上がるも、加登脇氏に負けて3位。
反対の山はディフェンディングチャンピオンの真島君と現県名人の塩見君の対戦となり、塩見君が勝利。
決勝は塩見君が勝って初の代表となった。このところ勝ちまくりの塩見君だが、2大全国大会(アマ竜王・アマ名人)では初の県代表だ。
明日は岡山へ移動。次の更新は4日夜の予定。
一昨日の山陰中央新報に山陰アマ名人戦本戦の組み合わせが出ていた(今日まで気付かなかった)。
組み合わせ左から順に(鳥取ー島根の順。敬称略)塩見ー岡、松本(敦)-無川、児玉ー山田、遠藤ー藤井、小畑ー山内(博)、松本(英)-今西、松本(崇)-狩野、山内(宏)-山本
全体的に好勝負が多い。若干島根側有利な組み合わせが多いように思うが、鳥取が勝つ可能性も十分あるだろう。
今日は支部名人戦西地区大会だった。
予選1局目は京都の小倉君に勝つも、2局目は福岡の城戸君に負け、3局目は広島の上原君に負けで予選落ち。
他の県勢はというと、シニアの興津氏、支部対抗のキッズ支部も私同様1勝2敗で予選落ちだった。キッズ支部は小畑君が3戦全勝だったので、残り2人がどちらか勝てば良かったのだが、石田1-2、武田君0-3と不本意な成績に終わった。
「めぐるん♪2016創刊号」が発行された。
昨年まで「とっても便利帳」というのがあった。これは鳥取県東・中部と兵庫県北部が対象だった。今年から鳥取県西部も加わり、それに伴い名前が変わった。
137ページには鳥取将棋センターも掲載されている。
無料誌なので、新日本海新聞社に行けばタダでくれる。鳥取将棋センターにも置いておきます。
明日・明後日は神戸へ。久々の大きな大会なので頑張ります。
第14回モバイル王位戦1次予選が終了した。
私は5-0で33組2位。2次予選に進んだ。
2次予選は15組になった。2次予選ではまだ1度も落ちたことがないので、今回も3次予選には進みたいものだ。
関西将棋会館HPに先日の学生選手権の結果がアップされた。
中四勢の団体戦成績を見るとトップは高知工科大で32位。以下、岡山大C35位、岡山大A38位、広島大44位、愛媛大54位、鳥取大62位、岡山大B80位、下関市立大89位、島根大90位、岡山大D92位となっている(全部で92チーム)。
ちなみに鳥大が勝った灘中は38位、日大Bは53位で、どちらも鳥大より上位。
負けた近大Aは47位、京大Bは5位、東工大Aは33位で、やはり鳥大より上位。こうして見ると我々はかなり運が悪かったと言えるだろう。2-1で5位のチーム、2-2で33位のチームと当たったのだから。
ちなみに最終戦、高垣か榎本のどちらかが勝っていれば勝点3、勝数12になるので、42~47位だった。38位と53位に勝てたのだから、本来はこれくらいの順位が妥当だったはず。
山陰アマ名人戦東部予選、今年は近年では最多の14人が参加。
まず2山に分けてのトーナメントで山内君(15回目)と英樹君(小学生の時以来の2回目)が代表に。
敗者12人のトーナメントは小学生の小畑君が制した。
強力なメンバーがそろったので5月8日の本戦が楽しみだ。
個人戦には古井・池田・田末・中村の4人が出場。
予選1回戦は4人全員負け。2回戦、池田は勝ったものの、残り3人は負け。その池田も3戦目には負けて、4人全員予選落ち。
鳥大の学生選手権参加は今回が4回目だが、1人も本戦に残れなかったのは初めてだ。
学生選手権、鳥大は2年ぶり4回目の出場。
今回の団体戦メンバーは高垣・池田・榎本・田末・中村・中野の6人。
初戦の相手は灘中。中村・高垣・池田勝ち、田末・中野負けの3-2で勝利。
2戦目の相手は近大A。中村・高垣勝ち、槙本・池田・中野負けの2-3で負け。
3戦目の相手は日大B。高垣・中村・田末勝ち、池田・榎本負けの3-2で勝利。
4戦目の相手は京大B。高垣勝ち、中村・中野・田末・榎本負けの1-4で負け。
最終戦の相手は東工大A。中野・田末勝ち、高垣・池田・榎本負けの2-3で負け。
勝点2、勝数11で62位という結果だった。最終戦もう1人勝っていれば40位以内になり、2年前の58位を超えられたのだが。
個人成績は高垣4-1、中村3-1、田末2-2、池田1-3、中野1-3、榎本0-4。
今回、大谷や古井抜きのメンバーだったから、正直思っていたより好成績だった。この調子で個人戦も勝ってくれればと思っていたが…。
今日は高木杯だった。
今年は橋嵜君・朴木君と組んでの出場。
初戦は高須クラブと。私は塩見君に負けたが、橋嵜君が岡理の沖田君に、朴木君が広経OBの上原君に勝って2-1で勝利。
2戦目は藤井教室と。私は藤井氏に勝った(いったいいつ以来だ?)が、橋嵜君が咲紀ちゃん(4月から女流3級)に、朴木君が今西君に負けて1-2で負け。
3戦目は遠藤チームと。朴木君が島大の福富君に勝ったが、橋嵜君が遠藤君に、私が岡大OBの森本君に負けて1-2。残念ながら予選落ちとなった。
優勝は遠藤チームを破った竜棋会。河村氏・岡理OBの山内君・藤原氏というメンバーだった。
鳥大(大谷・中村・古井)は2連勝の後、高垣のいる荒木チームに負けて予選落ち。一緒に行った鳥取将棋センター新常連の竹口君が個人Bで優勝。
まだ朝だけど、早くお知らせしたいので書いてます。
昨日指された女流名人戦予選決勝で、恵梨子ちゃんが長谷川二段を破り、初の女流名人リーグ入りを決めました!
これまで女流王位リーグには過去3回リーグ入りしたし、女流名人戦もB級があった当時はB級リーグに入ったこともあったが、女流名人リーグ(旧A級も含めて)には入ったことがなかった。女流王位リーグは紅白各6人ずつで12人、半数の6人が入れ替わるのに対し、女流名人リーグは10人、そのうち4人しか入れ替わらない狭き門だ。
今期のメンバーは前期挑戦者の清水六段、上田三段、香川三段、中村三段、甲斐五段、室谷二段の残留組6人と、予選勝ち上がりの恵梨子ちゃん、山田四段、伊藤二段、中井六段の4人。当然ながら強敵揃いだが、それだけに全力でぶつかれるはず。
団体戦に続き、学生選手権の個人戦組み分けが発表された。
鳥大勢の名前を探してみると、なかなか見つからない。もしかして申し込み忘れたのでは?と思い出したところでようやく52枠に池田の名前を発見。82枠に古井、85枠に田末、89枠に中村。他に96枠に小畑君の名前あり。
池田以外は後ろのほうに固まっているので、観戦するのは楽そうだ。皆がバラバラだと歩き回らないといけないので疲れる。
今日はレーティング選手権山陰大会だった。
島根県代表の狩野君が棄権し、代わりに山田(哲)氏が参加。山田氏は私よりだいぶ年上なので、私が最年長ではなくなった。
私は初戦天敵今西君に負け。国広君に勝ち、小畑君に負け、山田氏に勝ちで2-2だった。
4戦全勝は山内(博)君1人だけで、彼が初の代表に。3-1も今西君1人だけで、彼が2位。

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