中四と日程が重なってレーティング選手権の全国大会があった。
山陰からは山陰代表の小畑君と招待選手の藤井氏・川本君の3人が出場。
小畑君は3-3で80人中45位、藤井氏も3-3で46位、川本君は2-4で68位だった。
私はこの全国大会に6回出場した。現行方式になってからは4回で、3-3、2-4、1-5、3-3だった。3-3は行けるのだが、4-2(予選通過)は難しいというのが私の実感。しかし小畑君は若いので、まだまだ成績は伸ばせるだろう。いつかは優勝してほしいものだ。
ちなみに山陰勢では松田氏と藤井氏が各1回優勝されている。
長谷川は残念ながら今日は負けて16位だったようだ。
しかし鳥大OB(現在は徳島大)の大谷が準優勝! 学生名人戦出場だ。おめでとう!
優勝は広島大のエース鍋谷君。広大は団体戦も優勝だった。意外なことに広大の団体戦優勝は平成22年秋以来8年半ぶり。広大から個人戦優勝者が出たのも同じく平成22年秋の佐々部君以来だ。
それと団体戦では大きな出来事があった。岡山大がA級6位となり、降級したことだ。今のA級校は岡大以外は近年降級を経験しているが、岡大だけは近年ずっとA級だった。平成から令和に変わると同時で、時代の移り変わりを感じさせられた。さすがにすぐにA級に戻ってくると思うが。
今日は中四個人戦の初日だった。
白石・山本の2人は団体戦のみで帰り、個人戦参加は残りの7人と伊藤(詩)の8人。
予選、北野・高城・長谷川・吉田・伊藤(詩)の5人が通過。
本戦1回戦で吉田、2回戦で高城・伊藤(詩)が敗退。
北野は3回戦で前回4位の北川君(広島大)と対戦。千日手指し直し局が再び千日手となり、規定により理事長による振り駒で負けとなった。連続千日手による振り駒は鳥大勢の対局では初の珍事だった。
長谷川は2回戦で昨年春4位で学生名人戦に出場した尾上君(徳島大)に勝ち、3回戦も勝って明日の4回戦に進出した。鳥大勢のベスト16入りは前々回の中村(7位)前回の高城(ベスト8)に続き3大会連続。
中四団体戦、今回は元奨励会のスーパールーキー山本の参戦で久々の昇級が狙えるメンバーが揃った。
大将から順に高城4・長谷川2・横幕3・山本1・白石3・高取4・北野4・中野5・吉田2という並び。
初戦は下関市大に6-1勝ち。2戦目は香川大に5-2勝ち。3戦目は岡山理大に4-3勝ち。4戦目は岡山大Bに4-3勝ち。最終戦は松山大に5-2勝ち。
勝点5、勝数24でぶっちぎりの優勝! 平成23年秋に降級して以来、8年ぶりのA級復帰となった。
今回米子勢2人(北野・中野)はオープン参加の岡大B戦以外の4局に出て揃って全勝。優勝に大きく貢献してくれた。特に北野は3大会連続の全勝で、団体戦14連勝になった。過去の記録を調べてみないと分からないが、鳥大記録かもしれない。
昨日・今日と支部名人戦・支部対抗戦・シニア名人戦の西地区大会だった。
支部名人戦の橋嵜君は初戦から折田氏と当たる不運もあり予選落ち。
シニア名人戦の松田氏は準々決勝で奈良の平野氏に負け。
支部対抗戦の西部支部も本戦初戦敗退だった。
折田氏と平野氏はどちらも優勝。東西決戦に進むことになった。
それにしても平野氏とか東地区の美馬氏とか、私の少し上の世代の人がシニアに出る時代になったんですね。
今日は山陰アマ名人戦東部予選だった。
参加者は史上最少の6人。予定を変更し、総当たり戦で上位3人を選ぶことにした。
小畑君と英樹君が4連勝して代表を決めたが、3人目は伊吹氏と松本氏が2勝3敗で並び、プレーオフの結果松本氏が代表に決まった。
松本氏が9回目、英樹君と小畑君が4回目の代表だ。
中部は7人参加で橋嵜君と松本(敦)君が代表、西部は5人参加で塩見君・林原君・白根君が代表とのこと。8人中20代3人、10代も3人。
それにしても3地区合わせてたったの18人は少な過ぎる。開催時期が変わったのが原因か?
今日は詰将棋解答選手権だった。
ヤフーのニュースでもトップに取り上げられているので見た人も多いと思うが、藤井七段が5連覇ということだ。
2位斎藤王座、3位宮田七段とプロが並び、4位は詰将棋作家としても有名な山田氏、5位は銀河戦で大活躍の折田氏。以下アマと奨励会が続き、12位に行方八段。その次が岡山大の藤井君。毎年上位はすごい。
17位上村四段、19位が西山女王で、女性ではトップ。
20位梶浦四段と村田六段、23位千葉七段と広瀬竜王、27位都成五段、34位山本四段、38位及川六段と山根女流初段、51位瀬川六段、66位伊藤(真)五段がプロ最下位の模様。
私が見たいのは問題の出題者なのだが、まだ発表されてないようだ。昨年は第8問が上谷作、第9問が山路作と、鳥大コンビが出題者になっていた。上谷は一昨年の第1問もだ。今年はどうだったのか?
高木杯、団体Aクラスは8チーム。私は橋嵜君・英樹君と組んで参加。
初戦は本池君・山根君・国広(彪)君のチーム。2-1で勝利。
次は小畑君・林原君・国広(友)君のチーム。1-2で負け。
3戦目は昨年準優勝の中尾研(兵庫県高砂市周辺の若手チーム9で2-1勝ち。
勝点2、勝数5で2位で予選通過となった。
予選1位は塩見君・上原君・近藤君のチーム、3位は小畑君のチームで、4位は山内(博)君・遠藤君・山本(悠)君のチーム。昨年優勝の松江棋翔会、準優勝の中尾研が揃って予選落ちとなった。
準決勝は1位と4位、2位と3位の対戦。ここで4位と3位が勝ち。決勝は小畑君のチームが勝って優勝となった。
優勝した中学生チームは3人全員3-2。0-3、2-1、2-1、3-0、2-1という省エネ優勝だった。
準優勝チームは予選を勝点1、勝数4で奇跡的通過。トータルで7-8の負け越しだから、もっと省エネだ。
小畑君はレーティング山陰大会優勝、学生選手権優勝、そして今日と、8日間で3大会優勝。この勢いがどこまで続くか?
小畑君から「学生選手権優勝しました!」というメールが来た。おめでとう!
鳥取県勢では平成19年に当時鳥取西高の憲太郎君が準優勝したのが最高成績だったが、12年ぶりに記録更新だ。
それにしても昨年来鳥取県勢の全国大会における活躍が目覚ましい。橋嵜君のアま竜王戦4位、林原君の中学生王将戦優勝、近藤君の全国高専大会優勝。そして今回の小畑君と、1人じゃなくて皆で競うように活躍している。ライバル意識が良い効果を生んでいるのだと思う。
個人戦には矢野・中村・高城・横幕・伊藤(詩)の5人が参加。
予選1局目は5人全員が負け! これは午前中に帰ることになるか、と冗談で言っていたが…。
予選2局目は中村・伊藤が勝ち。矢野・高城・横幕は連敗で敗退。
予選3局目、残った中村・伊藤が揃って負け。本当に昼食前に帰ることになってしまった。全員予選落ちというのは記憶にない。
鳥取からは他に小畑君と林原君が参加していたが、2人とも2連勝で予選通過。我々は早々に帰ったのでその後は見てないが、小畑君はベスト16に残ったらしい。明日4つ勝てば優勝だが、当然強敵ばかりなのでどうなるか?
学生選手権団体戦、鳥大のメンバーは榎本・中村・高城・横幕・伊藤(詩)の5人。たまたま1回生~5回生各1人という顔ぶれになった。
初戦の相手は関東A級3位の強豪校慶応大。中村が強豪出口氏に一発入れただけの1-4負け。
2戦目は岩手中学。ここも中村が勝っただけの1-4負け。記録を調べたわけではないが、鳥大が中学チームに負けたのは記憶にない。
3戦目は名城大B。名城大は4年前の王座戦優勝校だが、Bチーム(2軍)ということもあり伊藤が負けただけの4-1で勝利。
4戦目は羽仁学生名人率いる岡山大A。中四A級2位の岡大と1-2同士で当たるとは…。横幕が勝っただけの1-4負け。
最終戦は島根大と。中四だけでなく定期戦でも戦っているのに、わざわざ大阪まで来て当たるとは。榎本・横幕・伊藤勝ちで3-2勝利。
結局団体としては3勝2敗。90チーム中60位となり、初めてキリ番賞を獲得した。
個人成績は中村・横幕が3-2、榎本が2-3、高城・伊藤が1-4。秋の中四ベスト8の高城の不調が痛かったが、60位なら悪くない(昨年は75位)。
学生選手権個人戦予選の組み分けが発表された。
鳥大勢は伊藤(詩)が11ブロック(相手は中学生2人と高校生1人)、中村が17ブロック(東大、阪大、岩手中)、横幕が35ブロック(名工大、神戸大、明治大)、41ブロックに高城(早大と高校生、中学生)、97ブロックに矢野(静岡大、東大、高校生)。
他の鳥取勢は21ブロックに近藤君、33ブロックに林原君、47ブロックに小畑君。
44ブロックが1番の鬼ブロックかな?
昨日・今日と朝日アマ名人戦の全国大会だった。
山陰代表の橋嵜君は首都圏代表の小山氏に負け。山陽の2人も四国の2人も負けで、昨年に続き中四国は5人とも初戦敗退となった。
挑戦者になったのは知花氏。羽仁君の初戦の相手だ。準優勝は小山氏で、3位は湯上氏。こちらは憲太郎君の初戦の相手。中四国勢クジ運悪過ぎ!
鳥取将棋まつり、Aクラスの参加者は11人。本割の4回戦を終えて4連勝は橋嵜君と松本(崇)君の2人。この2人によるプレーオフの結果、橋嵜君が2年ぶり5回目の優勝となった。
今年も各クラスに大会初参加の方がいらした。新顔が加わるのはありがたいことだ。
今日は加古川青流戦アマ選抜大会だった。
毎年クジ運が悪いが、今年の1回戦の相手は井上(輝)氏。イノテルの愛称で知られる、説明の必要のない超強豪だ。しかもすぐ隣(つまり勝者が2回戦で当たる)は稲葉ー荒木戦。どう見ても私だけ場違い…。
しかしなんと1回戦勝利! 審判長の井上九段はじめ皆さんビックリしていたが、一番ビックリしたのは私自身だ。
2回戦は稲葉氏に瞬殺されたが、稲葉氏はこの加古川青流戦の本戦で優勝した人。プロ公式棋戦でアマが優勝したのはこの1回だけだ。
この大会は非常にレベルが高く、今銀河戦でプロ相手に勝ちまくっている折田氏をはじめ、多くの強豪たちが1回戦で消えていた。
今年山陰からの参加者は私だけだったが、鳥取からは2時間で行ける。松江までと同じなので、ぜひ参加してみてほしい。出る価値のある大会です。
明日は鳥取将棋まつり。会場は鳥取駅南の日本海新聞ホール。多くの参加を。
アマ連のHPに朝日アマ名人戦全国大会の組み合わせが出ている。
山陰代表の橋嵜君は小山氏と。昨年のアマ竜王戦準決勝の相手であり、橋嵜君にとってリベンジマッチだ。
中四勢は憲太郎君は北海道の湯上氏と。長谷川君は首都圏の小林氏と。羽仁君は首都圏の知花氏とそれぞれ対戦する。いずれも強敵だ。
昨年は私が最年長ということで驚いたが、今年は私よりさらに若い遠藤氏が最年長だそうだ。ベテランにもうちょっと頑張ってほしいと思うのは私だけだろうか?
レーティング選手権鳥取県予選、全体の参加者は多かったが、選手権クラスは過去最低の6人。4人が代表なので、これで代表になれないとつらい。
6人なので総当たりということになり、塩見君・中村君(松江)・林原君・私の4人が代表になった。
これで島根県代表・鳥取県代表ともに鳥取3・島根1となり、山陰大会は鳥取6・島根2ということになった。
小学生名人戦鳥取県予選、参加者は昨年から大きく減って22人。昨年から減ったというより例年並みに戻ったというべきか。昨年が藤井効果で異常に多かっただけかもしれない。
内訳は東部12、中部2、西部8。昨年は中部が多かったが、今年は激減。
予選は1勝通過2敗失格。同地区同士の対戦をなるべく避けるため、1戦目は東部対中西部の組み合わせになったが、東部勢は中島君以外全敗。しかし東部同士の2戦目に勝って残った子たちが本戦では逆襲。ベスト4は東部3、中部1で西部勢ゼロに。
優勝は中島君。5年以下で唯一の研修会員であり、2番手以下との実力差が大きく順当な結果といえるだろう。
準優勝は倉吉の山本君、3位は鳥取の寺垣君と山根君。この3人の名前は記憶にないので、おそらく大会初参加だと思われる。山根君は1年で、将来有望。
朝日アマ名人戦山陰大会、抽選の結果私の初戦の相手は山根君。昨年と同じで、昨年は勝てたが今回は負け。
優勝したのは橋嵜君。全国大会出場は4位になった昨年のアマ竜王戦以来。この大会はベスト8になれば朝日杯オープン戦に出られるので、ぜひそこまで行ってほしい。
支部名人戦県予選、大会全体の参加者は約50人だが、支部戦の参加者は11人。
私の予選の相手はもう何年も負け続けている塩見君。しかし今回は久々に勝利。いったい何連敗したことやら。
本戦初戦の相手は岩田君(たぶん初対局)。勝って準決勝は再び塩見君と。最後見えにくい即詰みを発見して勝利。
決勝は橋嵜君と。3年前は橋嵜君優勝、私が準優勝だったが、橋嵜君が都合により辞退し私が繰り上げ出場。2年前は橋嵜君が代表で、昨年は私が橋嵜君に勝って代表。つまり橋嵜君は4年連続の決勝で、そのうち3回は私が相手だ。
今年は橋嵜君が代表。昨年のアマ竜王戦(4位)のような活躍を期待。
シニア名人戦はこの大会初参加の松田氏が代表。当然西地区大会でも優勝候補だろう。

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